「知らなかった」と言われないために
つい先日、S歯科医院のM先生からお問い合わせをいただきました。
「新たにある治療法を取り入れてみたいのだが、今はまだその治療法の成果を確認しているところなので、それがクリアされれば広く患者さんに知らせたいのでニュースレターを発行したい」
という内容でした。
また、現在弊社のニュースレター作成サポートをご利用いただいているN歯科医院では、患者さんの負担が少ない、新しい医療機器を導入されました。
これらはどちらも「よい治療法」「よい機器」であって、患者さんにとって有益なものばかりです。しかし、いくら「よい治療法」「よい機器」であっても、ただそれだけの理由で患者さんが増えるということはありません。「よい治療法」「よい機器」であるということを広く患者さんに知ってもらわなければならないのです。
例えば、先生が特に自信を持っておすすめしたい治療法をお持ちであったとしても、患者さんがその治療法の存在を知らない、といったことはないでしょうか?もしそうであるならばとても残念なことです。というより、患者さんにとっては不幸かもしれません。他にも歯ブラシなど口腔ケア商材でも同じことがいえる場合もあるかと思います。
そういったときにニュースレターを活用されてみてはいかがでしょうか。口頭では説明する時間がない、とか売り込みだと思われるのがいやだ、といったとき、ニュースレターにポイントをまとめて掲載することで患者さんに有益な情報を提供できるのです。
「今までは○○○を治療するときは△△△という治療法しかなかったのですが、今回新たに□□□治療法を取り入れました。これなら治療時の痛みもほとんどなく、再発しにくくなります」
「新たに導入した○○○機器は短時間に素晴らしい結果を招いてくれます」
といったように写真やデータ比較表などと一緒に掲載することにより患者さんにお知らせできます。
ニュースレターはアナログな情報媒体です。ホームページにこれらの情報を載せることも重要なことです。もちろんネット媒体の優れた点はたくさんあります。
しかしニュースレターはネット媒体と比較して決定的な優位点があります。それはわざわざサイトにたどり着かなくても、ニュースレターなら手渡しや郵送等によって誰でも簡単に情報を得ることができることです。
先述のN歯科医院ではニュースレターに新しく導入した機器のメリットを実際の治療例の写真と一緒に1ページを使って紹介されました。
大切なことは患者さんに「知らなかった」と言われないようにあらゆる手段を通じて情報を提供し続けることです。