「患者さんの声」を載せましょう
最近では、旅行に行く場合にもインターネットを使ってホテルの検索をする人が多くなったと思います。我が家でも、家族旅行は行き先を決めたらネット検索をして宿泊先を予約します。せっかくの旅行ですから失敗はしたくありません。もし予約した宿が予想以下だったら、予約をした私は家族から白い目で見られ…。酷い結果になってしまいます。
それで予約を取る際に一つの目安としているのがホームページ内の「クチコミ」です。今の世の中、情報提供者であるホテル側の一方的な情報をそのままストレートに信じる人よりも、それをある程度は信用しつつも「でも本当はどうなの?」と考える人の方が多いと思います。
他にもインターネットを通じて商品を購入する場合も、例えばアマゾンには「カスタマーレビュー」というものがあります。初めて購入する商品の善し悪しが、すでに使っている人の投稿によってよく理解してもらう目的がそこにはあるのです。
「行って(買って)みなけりゃわからない」では消費者に取ってリスクが大き過ぎます。
先生の医院のホームページにも患者さんのクチコミを載せていらっしゃいませんか?歯の具合が悪くなり歯科医院を探す人の多くはホームページを利用しています。その時の判断材料としてクチコミは大いに威力を発揮するものです。
こういったクチコミはニュースレターにも活用することができます。基本的にニュースレターは医院に通っている患者さんが目にするものです。ならばもう既存の患者さんにわざわざ他の患者さんの声を掲載する必要があるのか、と思われるかもしれません。
しかし、例えばメンテナンスで来院されている方が、ホワイトニングの体験談を読んで、こんなに白い歯になるのなら私もやってみようかな、と思う場合もあるはずです。
あるいは金属のインレーをセラミックに代えるとこんなにメリットがあるのかということも実際に患者さんの声があれば、より興味を持ってもらえます。
でも「患者さんの声はホームページに掲載しているからそれで十分」でしょうか?
確かにホームページは新規の患者さんは、そのほとんどが一度は確認してから来院されます。しかし、今現在通っている医院のホームページを何度も目にすることは残念ながら、ほとんどありません。
他の患者さんの体験談や感想というのは、それを読んでいる人の背中を押す効果があるのです。そんなわけで、ニュースレターにも「患者さんの声」はぜひ掲載しましょう。